Chef ServerかChef Soloか・・・
Chefには、『Chef Server』と『Chef Solo』という2つの形態があるらしい。
どっちを使ったらいいんだ・・・。
ということで、こちらの記事が大変参考になった。
運用視点でChef ServerかChef Solo + Knife Soloのどちらが良いか考えてみた
さてどっちだ・・・
基本的には以下の考え方となるようだ。
【Chef Solo】
- 対象サーバが数台、又は開発者向け単独マシンだけが対象の場合
- 「まずはお試し」という場合
【Chef Server】
- 対象サーバが数十台の場合(ただし、ネットワークセグメントが分かれており、1台のChef Serverが管理できる台数が制限されてしまう場合は注意)
目的や立場にもよる
ざっくりと上記のような導入基準で考えれば良いのは分かった。ただ、自分達がどういう立場にあって、どういう目的でChefを導入するかによっても変わってくると思われる。
情報システム部門、一次受けベンダー、二次受けベンダーでそれぞれ考えてみた。
■ 情報システム部門
企業の情報システム部門なら、単純に上記の基準で導入を検討すればよいのではないだろうか。システム構築や運用をベンダーに委託するにしても、自社の資産としてChefを活用することができる。
■ 一次受けベンダー
ユーザー企業からシステム構築や運用を委託された一次受けベンダーなら、ユーザーに対してChefによる運用の効率化を提案する、という形になるのではないだろうか。その場合も、上記の基準で検討すればよいと思う。
ただ、システム構築に関しては、『Chefで工数抑えられたんでしょ』ということで買い叩かれる危険性があるかも。。
■ 二次受けベンダー
二次受けベンダーの場合、Chefを大々的にセールスすると、前述のように、単純に買い叩かれる危険性があると思う。
そこで、『システム構築の効率化』を目的にツールとしてChefを利用するという手がある。その場合、個人的にはChef Soloが適しているように思う。