ダメSE uramonの奮闘記

インフラ関連技術など

Chef ServerかChef Soloか・・・

 Chefには、『Chef Server』と『Chef Solo』という2つの形態があるらしい。

どっちを使ったらいいんだ・・・。

ということで、こちらの記事が大変参考になった。

運用視点でChef ServerかChef Solo + Knife Soloのどちらが良いか考えてみた

 

さてどっちだ・・・

 基本的には以下の考え方となるようだ。

【Chef Solo】

  • 対象サーバが数台、又は開発者向け単独マシンだけが対象の場合
  • 「まずはお試し」という場合

【Chef Server】

  • 対象サーバが数十台の場合(ただし、ネットワークセグメントが分かれており、1台のChef Serverが管理できる台数が制限されてしまう場合は注意)

 

目的や立場にもよる

 ざっくりと上記のような導入基準で考えれば良いのは分かった。ただ、自分達がどういう立場にあって、どういう目的でChefを導入するかによっても変わってくると思われる。

 情報システム部門、一次受けベンダー、二次受けベンダーでそれぞれ考えてみた。

 

情報システム部門

 企業の情報システム部門なら、単純に上記の基準で導入を検討すればよいのではないだろうか。システム構築や運用をベンダーに委託するにしても、自社の資産としてChefを活用することができる。

 

一次受けベンダー

 ユーザー企業からシステム構築や運用を委託された一次受けベンダーなら、ユーザーに対してChefによる運用の効率化を提案する、という形になるのではないだろうか。その場合も、上記の基準で検討すればよいと思う。

 ただ、システム構築に関しては、『Chefで工数抑えられたんでしょ』ということで買い叩かれる危険性があるかも。。

 

二次受けベンダー

 二次受けベンダーの場合、Chefを大々的にセールスすると、前述のように、単純に買い叩かれる危険性があると思う。

 そこで、『システム構築の効率化』を目的にツールとしてChefを利用するという手がある。その場合、個人的にはChef Soloが適しているように思う。